今回のキーワード
★同情をもつる
子どもが学校に行きたくないと言ったとき②
しばらくしてから起きてきて、さえない顔で朝ご飯を食べている。
学校に行けないことを、考えているのだろうか。
朝飯を食べ終わり、しばらくしてから長男と話しをする。
いまは、学校に行きたくないという気持ちを大切にしながら、その先に、どんな気持ちあるのだろうか?その事を話しをしながら確認をしていき、長男の行きたくないの根底にある気持ちは、2週間学校を休んだから、「もう学校の授業がわからないかも」という不安だった。
小学3年生は漢字を覚える真っ最中で、かなりの勢いで勉強しているから、2週間の遅れは大きいのかもしれない。
「もう学校の授業がわからないかも」という不安に対して、親は大丈夫だからとか、追いつくから、家に帰ってから勉強すればいいなど、不安な気持ちをプラスに変えようとしてしまうけど、それは、子どもにとっては逆に苦しくなる話し。
子どもが感じている不安があるのであれば、その不安に同情をしていく。
「2週間、授業を休んで、わからないと不安に思っているだね。
そう思うのはもっともだよね。
お父さんだって、2週間会社を休んだら、君と同じ気持ちになると思うな。
」長男の不安をそのまま認めていく。
学校を行きたくないという子どもに対して、まずは、その子どもの視点に立ち、子どもの気持ちに同情をしていくこと。
それが大事だと思う。
しかし、それだけでは、明日、学校に行けるかどうかはわからない。
また、親の経験から見れば、今日学校に行ければ、明日からは大丈夫だとわかる。
今の子どもの「行きたくない」を、子ども自ら「行く」へ気持ちを変化させていく必要がある。
続きを明日書きます。