今回のキーワード
★人間の存在意義
人間の存在意義
この宇宙の中に存在するものは、必ず何らかの役割と意味を持っている。
植物が存在する理由は、他の生命体へエネルギーを与えるため。
では、僕ら人間の存在意義はどこにあるのだろうか。
地球の視点からみたら、自らの文明発展のみを優先して、父なる空と、母なる大地の、自然環境を破壊しているものにすぎない。
しかし、宇宙の視点からみれば、人間だけが発せられるエネルギーを実は宇宙が必要としている。
この地球の生命体の中だけで、人間だけが脳に前頭葉という思考回路を持っていて、この前頭葉と宇宙の存在意義が関連している。
前頭葉の主な役割が、思考や創造、そして感情を感じること。
人は前頭葉があるから、色々と考え、未来を想像して、今の感情の状態を意識的に知覚出来ている。
そして、この前頭葉の働きは全てエネルギーであり、宇宙はそのエネルギーを必要としている。
未来をワクワク創造すること、楽しいなどの感情の感覚は、すべて前頭葉から発せられるエネルギーとなり、宇宙領域まで届き宇宙に受容される。
しかし、宇宙が受容出来るエネルギーには条件がある。
その条件に満たないエネルギーは宇宙が受容できず、その発信者へと戻っていく。
宇宙が受容するエネルギーとは、徳と善のある行動、愛や美しさ、楽しいさなどの感情感覚で、宇宙が受容しないエネルギーが、悪しき行動、後悔や怨みなどの感情感覚。
宇宙が受容するエネルギーは、効率よくエネルギー循環をするが、宇宙が受容しないエネルギーは発信者に戻され、その発信者がエネルギーの質を変えない限り、ひたすらエネルギーが滞っていく。
そして、どんなエネルギーを発するのかは、今日の自分自身の自由意志である。
ここまで、シュタイナーの本を読み、色々と書いてきましたが、正直ここまで書いた事が、事実かどうかはわからない。
でも、自分自身の今までの経験をとおして感じること、色々と本を読んだ気づきの中で考えてみると、シュタイナーの考えや言葉に、とても共感できる自分がいます