今回のキーワード
★言葉の使い方
口グセが人生をつくっている。
僕らは2つの言葉を使っている。
1つは、他者と会話をするための、声に出した外側への言葉。
もう1つは、自分と対話をするための、声に出さない、内側への言葉。
そして、この2つの言葉が、自分の表情や感情を作り出していて、特に、内側の自分との対話の中で、日々無意識で使っている口グセが、表情や感情に影響をあたえている。
でも、だって、だけど、否定形の言葉が口グセになっていると、何かのチャンスが訪れた時に、”よしやろう!!”と直ぐには感情のスイッチが入らない。
そして、チャンスを逃してしまい、「やっぱり自分は駄目なんだ・・」と自己否定モードにつながったりする。
口グセが自分の内面に影響し、口グセどおりの感情を作り出して、外側にも言葉として表れている。
ということは、口グセを意識的に変えれば、自分の内面も意識も変わり、感情も変わってくる。
また、外側の言葉も変わってくるので、結果として人間関係も変わってくる。
では、どのように口グセを変えるのか?それは口グセの言葉を、楽しくなる・心が軽くなるようなメタファー(例え)に切り替えていく。
例えば、仕事でトラブルがあったとき、これは非常に大きな問題だ。
と言うのと、これは小さなチャレンジだと言うのでは、どちらの方が心が軽くなるだろうか。
また、色々ある人生を、”人生は戦いである”と思うのか、”人生はゲームである”と思うのは、どちらが楽しそうに感じるだろうか。
自己否定や自己を責める口グセは百害あって一利なし。
もしメリットがあると勘違いしているとすれば、”こんな情けない自分を誰か慰めて”と他人からを言葉を期待している。
今までの自分の口グセが、自分の人生を作り上げている。
そして、これからの口グセが、これからの未来を築きあげていく。
あなたの未来のために、どんな口グセに変えていきますか?